サギソウ

2023/02/14

滋賀県 兵庫県

分 類:ラン科サギソウ属
学 名: Habenaria radiata

人気の希少なラン。
いつ見ても感動する造形美。良い湿地の代表格な植物。
園芸品種についても多く出回る。


人気がありすぎるせいで、盗掘されることも多々ある。
ランの仲間の多くは、生きるために菌根菌との共生が不可欠なので、
採って植えても菌とのネットワークが切れほぼ枯れてしまう。絶対に自生地で楽しむべき。



写真に写すのが難しい。
多少白とび覚悟で明るく撮るか、暗く質感を出して撮るか(1枚目写真)。




2023.8.1 滋賀県北東部
花期は8月。ミカヅキグサと混生する様子。
環境省レッドでは純絶滅危惧(NT)ですが、
滋賀県ではまさかの希少種、兵庫県ではBランクである。
サギソウを含めたこんな素晴らしい環境も開発やシカ食害、盗掘によって大幅に減りつつある。
会えると嬉しい反面、自生地の湿地の今後が不安になる、種の存続について考えさせられる種類である。






2023.8.13 兵庫県南東部

掲載種数

シダ植物  87種
草本植物  53種
木本植物  9種
掲載種計 149種

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