分 類:ラン科キンラン属
学 名:Cephalanthera erecta
分 布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾
花 期:5~6月
特 徴:
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里山二次林を代表とするランの仲間。コナラ林などの明るい林内や林縁に生育する。 樹木と共生関係にある菌根菌と共生し、菌から栄養を得ているが、自身でも光合成も行う混合栄養性植物である。 なお、同属のキンランより菌への依存度が高い。本株が見られた場所もコナラが混じるやや暗い竹林であったことから、栄養の獲得の面で光合成に大きく頼っていないことがうかがえる。 |
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花の様子。同属のキンランは年により花を咲かさない場合があるが、ギンランは必ず花を咲かす。これらは花季以外での識別点として有効である。 類似種であるササバギンラン、クゲヌマラン同様に花は全開しない。 |
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人間活動の場である里山に分布しているため、近年開発等により生育地が失われつつある。 また、この手のランは、近年果実を食害するランミモグリバエによる食害が著しく、結実しても種子のほとんどが食害されてしまう。 さらに、菌類との共生が生育に必須であるため、ほかの場所に株を移植をしても菌類との再共生がうまくいかず枯れてしまう場合がほとんどである。 これらの様々な脅威の中で、効果的な保全対策を確立し種を守っていくことが今後の課題である。 |
2025.5.12 京都府南部
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