分 類:ラン科カヤラン属
学 名:Sarcochilus japonicus
分 布:本州(岩手県以南)、四国、九州
花 期:3~5月
特 徴:
湿潤な林内で木の枝、幹や岩に着生するカヤラン。 様々な木に着生するが、スギの場合が多い。 夏の暑さや乾燥に弱く、伐採などで林内が乾燥すると姿を消してしまう。 |
気根の様子。 この気根から空気中から水分を得る。 悪天候の後によく着生した枝ごと落ちているのを見るが、 林床が多湿であればそのまま生き延びる。 |
年に1枚ずつ葉を出すらしい。 画像から見るにこの子は5~6年ものだろうか。 着生のため意識しないと見過ごしやすいが、比較的会いやすいランらしいので 着生植物観察入門としてふさわしい植物だろう。 |
2024.3.30 和歌山県北部
0 件のコメント:
コメントを投稿