分 類:ラン科シラン属
学 名:Bletilla striata
分 布:本州(福島以西)、四国、九州、沖縄、中国
花 期:4~5月
特 徴:
皆さん街中でお馴染みのシラン。 なんと今回は自生個体。 |
ランの仲間にもかかわらず種子でバンバン増える。 町中に植栽されすぎて逸脱するものもあるが、 ここでは山地の谷奥の日当たりの良い岩角地の湿生斜面に数株生えており、 自生個体と言える。 |
ランの仲間は園芸価値が高く、野生株は常に盗掘の脅威に晒されているが、 シランは園芸的に確立されすぎて野生株にこだわる価値はないんじゃないかと思う。 |
にしても自生個体はほとんど見られないはずだが、 環境省レッドデータではNT、発見地の兵庫では要調査種と甘めの評価を受けている。 |
普段の鉢植え状態から想像できないガレガレ環境でひっそりと生き延びていた。 自生個体からしか得られない栄養分がある。 |
2024.5.11 兵庫県南部
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