ヒメフタバラン

2023/05/27

和歌山県

分 類:ラン科サカネラン属
学 名:Neottia japonica
分 布:本州~沖縄
特 徴:
気を抜くと見逃してしまいそうなくらいほっそりとした地味なラン。
腐食の多い林床に生えるとのこと。ここではスギ林に2~3株生えていた。

フタバランの名があるが、フタバラン属ではない
(かつてはフタバラン属に分類されていたらしい)。
この株の花は緑みが強いことから、ミドリヒメフタバランという品種と思われる。

その名の通り、ランとは思えないような雰囲気の双葉がある。
環境省レッドリストには入っていないものの、各地で絶滅が危惧されており、
ここ和歌山でも絶滅危惧種Ⅰ類であった。
環境変化や盗掘によりひっそりと消えていきそうな雰囲気のランであった。

2023.4.1 和歌山県南部

掲載種数

シダ植物  71種
草本植物  50種
木本植物  8種
掲載種計 129種

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