学 名:Gardneria nutans
分 布:本州(千葉以西)~沖縄
特 徴:
自然度の高い常緑樹林内に生育する常緑ツル植物。 暗いところに出る地味目な植物であることに加え、 そもそもの個体数が少ないため、中々認識されずらいレアキャラである。 その地味さからか、この株の近くにあった橋脚に巻き付いていた別個体は刈られて消滅してしまった。 |
マチン科という日本では珍しい分類群の植物である。 葉は革質で対生であり、このような特徴を持つツル植物は少ない。 また、葉裏が黒く汚れたようになりがちである。 これらのポイントを押さえれば、花がなくても発見可能である(筆者は自信なし)。 |
花ははじめ白色で遠目にはテイカカズラっぽい。 また、花は咲いた後だんだん丸まってきて、黄色を帯びてくる。 南の方ではよくある植物らしいが、ここ兵庫県では絶滅危惧種Cランクの希少種である。 花期は主に7月だが、このあたりでは中下旬の方が確実に咲いてると思う。 近畿圏でこの花を見れた時の感動は結構大きく、夢中で観察してしまった。 |
2023.07.08 兵庫県南東部
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