タチカモメヅル

2023/07/11

京都府

分 類:キョウチクトウ科カモメヅル属
学 名:Cynanchum nipponicum
分 布:本州(近畿以西)、四国、九州
特 徴:


湿った草地などに生えるゴツめのカモメヅルの仲間。
近畿より西に出るが、数は少なめで各地でレッドリストにかかる。
発見した京都でも準絶滅危惧種であった。

ワインレッドの花がおしゃれ。
近くにいかないと存在に気づけないが、見つけたら嬉しさが込み上げてくる。

葉は細長く、荒れ地の植物のようなゴワゴワ感あり。
基部は多少心形になり、上部葉ほど谷折りに丸まる傾向がある気がする。

開発等で湿地や草地がなくなる中、
こうした元々産地が少ない植物がどんどん消滅している。
タチカモメヅルは比較的目立たない植物なので、
誰にも気づかれずいつの間にひっそりと姿を消してしまうかもしれない。

2023.7.7 京都府南東部



掲載種数

シダ植物  87種
草本植物  53種
木本植物  9種
掲載種計 149種

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