分 類:トチカガミ科スブタ属
学 名:Blyxa echinosperma
分 布:アジア東部、インド、スリランカ、オーストラリア
花 期:7~10月
特 徴:環境省絶滅危惧種Ⅱ類(VU)
”良い水田”の象徴のような植物、スブタ。 水田のほかに溜池、水路等にも自生する。 |
水田に生えるスブタ。 一連の田んぼの中でもやや水深がある場所にだけ自生していた。 水深により植物体の大きさも大きく変わる。 葉はとても薄く、ほかの植物との識別点になる。 |
かつては各地に産したようであるが、圃場整備、農薬の多用等により急速に姿を消した。 シカの糞による水田の富栄養化も減少要因にあるらしい。 環境省レッドでは絶滅危惧種Ⅱ類、兵庫レッドではC ランク。 水田雑草であるが、イネと特に競合はしないため、長らく人間と共存してきた植物。 |
2024.8.9 兵庫県南部
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