学 名:Drosera tokaiensis
分 布:本州(北陸、東海、近畿、中国地方)、四国
特 徴:
ピンク色の花を咲かすモウセンゴケの仲間。 限られた地域にしか生育しない希少な植物で、ネットで調べても分布情報には所説あるっぽい(九州にあるとしているサイトや、近畿、東海地方にしかないとしているサイトも)。 |
ピンク色の花のモウセンゴケは他にコモウセンゴケがある。 コモウセンゴケはいくつかの形態の違いのほか、生息環境で区別ができる。 |
モウセンゴケは湿った場所、コモウセンゴケは比較的乾燥した場所に出現する。 このトウカイコモウセンゴケはその中間の場所に生える。 今回もため池のほとりの切り立ったところに自生していた。 なんでも、モウセンゴケとコモウセンゴケの雑種由来の種らしいので、中間をとるのは納得。 |
花は主に午前中に咲くとされている。 この個体を見たところ、6時30分ではまだ花は閉じており、9時30分と12時に見たときは開花しており、15時に見たときは花は閉じていた。開花時間が短すぎる...。 |
この個体はトウカイコモウセンゴケにしては大きいかも。 発見した京都では特に希少で、絶滅寸前種に指定されている。 池の周りの遷移に常に脅かされている植物。 |
2023.7.18 京都府南部
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