カナビキソウ

2023/07/12

京都府

分 類:ビャクダン科カナビキソウ属
学 名:Thesium chinense
分 布:北海道南部~沖縄
特 徴:
草地に生えるほっそりとした植物。
ヤドリギの属するビャクダン科の植物で、このカナビキソウも半寄生植物である。
奇主は主にイネ科と言われている。土手などの草地にはよく生えるが、遷移の進行等によって失われつつあるといった理由で京都府のみレッドデータに準絶滅危惧種としてかかる。

かなり小さい花で、よく地面を見ていないと踏んでしまいそうである。
花弁に見えるのは萼片。5裂が多いが、4裂、3裂にもなる。

半寄生といえど自分で光合成も行う。
写真のように自身の草丈(20㎝ほど)が埋もれないような荒れ地寄りの環境に生育する。
それこそ、なんでもない道端にひょっこり現れることもある。

2023.7.7 京都府南部

掲載種数

シダ植物  87種
草本植物  53種
木本植物  9種
掲載種計 149種

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