分 類:オモダカ科サジオモダカ属
学 名:Alisma canaliculatum
分 布:日本全土、朝鮮半島、中国
花 期:7~9月
特 徴:
湿地や休耕田、小川等に見られる湿生植物。 比較的中栄養な環境に生え、オモダカより自然度の高い場所を好む。 オモダカの花を限りなく小さくしたような花が咲く。 11時頃に咲き、16時頃に閉じるという変わった開花特性を持つ。 |
葉の様子。 名前の由来であるヘラ状の葉が特徴的。 |
大きいものは1mほどにもなる。 水田にも生え大量の種子をまき散らすので農家には嫌われる存在である。 ただ、こんなヘラオモダカも乾田化、除草剤の使用、地下水位の減少等の影響により数を減らしている。まだレッドにかかる都道府県も少ないが、こんな植物が今後絶滅危惧種にならないように、ネイチャーポジティブ精神を一層のこと深めて世間が物事に取り組んでいければと切に願っている。 |
2024.8.9 兵庫県南部
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